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小型無人飛行機ドローンが災害時に大活用

ドローンを使った犯罪に関する報道が目立つようになっていますが、ドローンの有用性については、特に調査や捜索という点では非常に注目されています。
2014年9月に噴火した御嶽山。行方不明者の捜索にドローンが導入され、不明者の捜索が行われました。
厳しい自然環境の中での捜索はかなりの危険と、困難があります。こうした状況で、小回りの効くドローンの活用はとても意義があります。
残念ながら、懸命な捜索にも関わらず、行方不明者の捜索は打ち切られたようです。
別の取り組みとして、2015年7月に箱根山の調査にドローンが使用されました。
大涌谷周囲で初めて火口での湯だまりを確認し、その他に4ヶ所の火口が形成されている事が判明。また温泉施設の破損の確認など成果を上げています。
愛知県では災害時の危険な現場でドローンを使った救援活動や情報取集をするために、全国で初めて警察が民間企業と協定を結んでいます。
サーモグラフィを活用した行方不明者の捜索、救援物資を運搬など、今後のドローンの活用に大いに期待が寄せられています。
ドローンが様々なところで有用に用いられるようになっています。当協会もドローンを導入した建物の外観調査を実施しています。
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ぴよ子
東京都大田区生まれ。主婦であり犬3匹のお母さん。様々な管理職を経て、昔から興味のあった建築業界で日々奮闘中。スクラップ&ビルドではなく、再生して使用するレトロフィットの考えに感銘を受けました。主婦目線でいろいろな情報を発信していきたいと思います。

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