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耐震改修がなかなか進まない、という社会の課題が背景にある中ですが、一般社団法人 日本建築防災協会が主催している「耐震改修優秀建築・貢献者表彰」という取り組みが存在するのをご存知でしょうか?

今回で7回目となるこの取り組みは、パンフレットの表紙に書かれている通り、「耐震改修を実施した既存建築物のうち、特に耐震性、防災・安全性、意匠等に優れた建築物及び関係者と、耐震改修の促進、耐震改修技術の発展等に顕著な貢献を行った者(個人または団体)を表彰し、広く公表することにより、わが国の既存建築物の耐震改修の促進に寄与する」ことを目的として企画されています。

審査結果は同協会の月刊誌「建築防災」に掲載され、またホームページを通しても広く公表されることになっています。


平成23年度の第1回からこれまで、百貨店、庁舎、公民館、小学校、球場、図書館、お寺本堂や三重塔、駅舎、大学など、幅広いジャンルにおける建物の改修工事実績が表彰されています。東京タワーや東京駅丸の内駅舎などもその対象となっているとのこと。

応募期間締め切りはは平成29年7月31日、審査結果は応募者宛に平成29年12月頃に通知され、表彰は平成30年2月に予定されています。

今年はどんな建築物が表彰されるのか、楽しみですね…!

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