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耐震改修後、市民交流の場として行政施設が入居
東京都の耐震化推進条例の基づき、特に沿道建築物の耐震化が求められる「特定緊急輸送道路」の所有者として耐震改修工事を行った越前屋ビル。
耐震改修工事をするか、建て替えをするかの二者選択が迫られましたが、JSPAC耐震工法を採用して耐震改修工事を実施しました(その事例及び耐震工事に踏み切った背景については過去にインタビュー記事にて紹介しています)。
外観がほとんど変化せず、法的にも安心して頂けるビルとして再スタートを切ることができ、改修後には1階に新たに総務省関連の移住・交流情報ガーデンが入居。
「未対策」であれば入居者が減りかねない物件が、耐震改修することによって入居促進につながるという事例の一つです。
耐震補強でお悩みの方は、是非ともレトロフィットジャパン協会にご相談ください。
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H.F
神奈川県横浜市生まれ。改正耐震改修促進法の施行により全国各地から耐震診断・耐震改修のお問い合わせに事務局として対応。建物独自の形や構造をいかしながら、美観、デザイン性、資産価値の維持など現場のニーズに合わせ耐震改修プランをご提案させていただきます。施主様の喜ぶ姿に感動しながら、毎日奮闘中です!
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