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消防訓練として、命を火災から守るとても大事な訓練が実施されました。

東京のオフィス街にある当協会も、ビル火災は大きな被害をもたらすこと、火災時はパニック状態になりマニュアルどおりにならないことなどを想定し、関係者全員が無事に避難できるように体で覚えていくように取り組みました。

高いビルで火災が発生した場合には…

    例えば10階で火災発生→火災発生階を管理人(1階)に通報、そして下階(9階)に知らせる
    知らせを受けた下階(9階)は、そのまた下階(8階)へ→順々に知らせる
    もちろんエレベーターは使用できませんので(常日頃から非常口の確認)非常階段で避難する

※消火器が設置されている場所、本数も確認しておきましょう。

火災が発生したら状況を確認し自ら消火活動を行うことを考えますが、消火器を使って消火をすることが「できる」「できない」目安(タイミング)ってご存知ですか?

    ・小さな火のうちに消す!これが、初期消火です=「できる」(初期消火とは小さな火が壁やふすまなどの火の立ち上がり面から上方へ燃え広がって炎が天井まで届いていない火事のことです。)
    ・炎が天井まで、自分の身長以上に広がっていたら=「できない」→避難する
    ・煙が部屋中に充満していたら炎の位置もわからない=「できない」→避難する

避難も慌てず、落ち着いて行動することが大事です。

また、会議室や応接室といった奥まった部屋にいた場合、状況を確認しようとドアを開けようとしますが、まずドアノブに触れる時は「手の甲で触れること」です。ドアノブが触れないほど熱くなっていたらドアは絶対に開けてはいけません。

ちなみに、ドアノブが熱くなくても一気にドアは開けてはいけません。酸素が少ない環境で不完全燃焼していた火に酸素が供給されることにより、炎や煙が一気に爆風と共に吹き込んで来ます。ドアの下に隙間が開いていることもありますから、まずそこからの煙の侵入を防ぐ必要があります。職場での火災では衣服等でドアの隙間に詰めます。一時的ですが、これで少しの時間は稼げるそうです。

消火訓練はビルの屋上で行われました。訓練で使用する消火器は「粉末消火器」ではなく、「水」が入っている消火器を使用します。

炎が天井に移る前なら十分消火することができます。姿勢を低くし、火から身を守り(3mくらい離れる)火元に向けて消火します。火災による被害を小さくするには、消防車が到着するまでの間の行動が非常に重要なのだそうで、初期の段階で消火できれば火災が大きくなることを防ぐことができます。

実際の粉末消火器は使用したことはありませんが、こうした訓練をすることで、いざという時は落ち着いて行動できるといいですね。

 

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ぴよ子

ぴよ子

東京都大田区生まれ。主婦であり犬3匹のお母さん。様々な管理職を経て、昔から興味のあった建築業界で日々奮闘中。スクラップ&ビルドではなく、再生して使用するレトロフィットの考えに感銘を受けました。主婦目線でいろいろな情報を発信していきたいと思います。

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