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子供とペット、日本ではどちらが多いの?

日本のペット(主に犬・猫)と過ごしているご家庭がどのくらい多いかご存知ですか?
2014年全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人 ペットフード協会)によれば、犬が1034万6000頭、猫が995万9000頭という調査結果がでています。
ちなみに2015年3月1日現在で日本の総人口は1億2691万人。
平成27年3月20日総務省統計局公表の人口推計データでは、平成26年(2014年)10月1日時点の確定値、平成27年3月概算値に基づき、下記の数字となっています。
【平成26年10月1日現在(確定値)】
<総人口>1億2708万3千人
・0~14歳人口は 1623万3千人
・15~64歳人口は 7785万人
・65歳以上人口は 3300万人
<日本人人口>1億2543万1千人
驚愕の数字です。
というのも、15歳未満の子供の数より2000万頭を超えるペット(犬+猫)の数の方が多いということになるからです。
全国犬猫飼育率調査によれば、犬の飼育率は5世帯に1世帯、猫の飼育率は8世帯に1世帯という結果になります。
筆者も犬を2匹飼っているのでその内の一人ということになりますね。
ブームという言葉で済まさないで
人とペットを比べるのは「?」という声もありますが、「ペット」とはそもそも人がつくりあげた命のようなもの。「ペットブーム」の時代背景とともに増え続けた結果であって、簡単な一言ではすまされないのです。
というのも、ペットは人が世話をしないと生きていけないのが現実だからです。大切な子供のように、世話が必要なんです。そしてきちんと世話がなされてこそ、人間に対して癒しを与え、時として生きる支えにもなる大きな存在となります。
「ペットを飼う!」といことは、最後まで責任を持って、人生のパートナーとして愛するべき、守るべきだこと。
そのためには、ペットと快適に暮らすために役立つ様々な情報があるととても助かるんです。
災害時のペットのことも考えておこう
災害時にはもちろん人命優先となります。飼い主が無事であることが一番大切。
でも家族のように過ごしてきたペットの存在だってやっぱり大切です。ペットの存在が生きる希望になっているという方だっていらっしゃいます。
悲しいことに、火災・地震・津波など、様々な自然の猛威にペットたちも住む家を失うことになっているケースもあります。
被災したペットは、家族と一緒に逃げられないと被災地に取り残され、そして一緒に連れて逃れることができても避難所には入れない、という現実があります。
まだまだ課題はありますが、個人としてできることも。例えば日頃からペット用の非常袋を用意しておくことも大事ですね。「どうぶつ用非常持出し袋」「愛犬防災セット」というものもあるんですよ。
ペットを飼う家庭に優しい時代
近年、ペットと快適に暮らすための便利な製品やサービスが数多く市場に出回るようになりました。
ペットホテル、ペット保険、人にも有害のない自然素材のもの、ペット葬儀屋などなど…。
また賃貸マンションでもペットOKの物件も少しずつですが増加しています。ペットを飼う住人のマナーが向上すれば、そのような物件はさらに増えるでしょう。
そして人とペットの心地よい関係を築くために家をリファインした家族も増えています。最近では、ペットの出入り口をあらかじめ設けている仕様の家もあるくらいです。
共に暮らせる環境の整備を整えるって素敵です。これからも家族の一員のようなペット大切な命を守ってあげたいですね。

ぴよ子

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