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当たり前だと気付かない、とキンチョーから学ぶ
週末に久々にラジオをつけて聞いてみると、蚊取り線香でおなじみのKINCHO(きんちょう)のCMがふと耳に留まりました。
虫コナーズってありますでしょ? …毎年使ってたんですけど、ある日、ふと思ったんですよ。これ効いてるか効いてないか分かれへんなぁと…
と、男性がもう1人の相手に話しているCMです。
KINCHO(ラジオCM)「抗弁する男」篇ですが、およそ1分の音声なので、ちょっとリンク先から視聴してみてください。
この会話ですが、面白さもさることながら、なぜか考えさせられ、頭の中に残りました。
あの松下幸之助さんはかつて、
この世の中に無駄なものは一つも無い、
無駄な人も一人もいない、無駄な職業も一つもない。
と仰ったそうです。
価値のないもの、役に立たない人は、この世には何一つ存在していない。どんな仕事も必要で、無駄だとか駄目なやつだと思ってしまうのは、長所に気が付く事が出来ないからであって、親や上司に見る目が無いだけだ、と。
無くなって初めて気付くというのは確かによくあることかもしれません。
耐震業界で言うなれば、差し詰め「耐震補強の有無は大地震が来ないとわからない」といったところでしょうか。
会社で働くサラリーマンとしても、業界で働く技術者としても、なぜか考えさせられ、頭の中に残るCMでした。
抗弁する男 (虫コナーズ)[KINCHO]
ぴよ子
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