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千葉県富津市にある築100年の古民家を1年前に購入した、とある電気系の会社の社長Fさん。

将来は里山を守りつつここでのんびりと暮らせるようにと、ご家族、社員一丸となってリファインをしているのだそうです。

100年の古民家にしてはおしゃれな建物。裏山もあり、とにかく広いです。

その向かいにもう一軒平屋建てがあり、社員のための建物として、こちらもリファイン中。

F氏は電気に関するプロですが、建築もそれなりに通じており、時間があれば千葉へ行き、少しずつご自身で建物を手直しをしています。

100年前の立派な梁も美しく、まだまだ使えます。

キッチンもDIY。まるで新築の家のように広くて機能的。

フローリングもすべてDIY。囲炉裏がまた素敵です。

こんな風に、躯体がしっかりしていれば、中身をリフォーム・リファインすることでそれまでにない新しい価値を生み出すことができます。これも一種の建築レトロフィット。

Fさんの双子のお嬢さんたちも楽しそうに作業。

近隣のご家族ともいっぱい知り合いができたそうです。余談ですが、お仲間の中にはTVで放送されたこともある1億5千万の豪邸をお持ちのオーナー様がいらっしゃいまして、家も豪華ながら、なんと自動の門まで!

近くには人知れない海岸があり、そこから眺められる美しい夕日をに心が癒され、時の流れを忘れさせてくれます

海岸では貝殻がいっぱいあり、拾った貝殻でF氏の奥様がランプも自作。クリエイティブで優雅な時間を楽しむこともできるんですね。

里山ブームと言われる時代になった21世紀。古い建物を活用して現代人の生活に対応できるようレトロフィットのノウハウが重要になってきました。

耐震性の向上とともに、建物を楽しみ、生活に彩りとゆとりを与えることもできるのがリノベーションでありレトロフィットの醍醐味でもあります。その考え方はビルも戸建ても同じなんです。

 

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ぴよ子

東京都大田区生まれ。主婦であり犬3匹のお母さん。様々な管理職を経て、昔から興味のあった建築業界で日々奮闘中。スクラップ&ビルドではなく、再生して使用するレトロフィットの考えに感銘を受けました。主婦目線でいろいろな情報を発信していきたいと思います。

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